新潟産真鴨 翠(みどり)
越後平野が広がる新潟市西蒲区の一画に、
うっとりするほど美しい鴨がいる。
つやのある青緑色の頭部に、首には白い輪。
鴨肉の中でも肉の質・量は最高位とされる真鴨である。
その中で、本物の比類なきうまさだと高評価を得ているのが
鴨を食す伝統が残るこの地域で 半世紀近くも前から育ててきた
新潟生まれ・新潟育ちの真鴨たち。
優雅さ、輝き、そして青緑の色はまるで宝石の翡翠——。
世界有数の翡翠産地・新潟県だもの、
だから、《翠(みどり)》。
五穀豊穣の豊かな自然の贈り物、
「越後真鴨 翠」をお届けします。
ワタシたちが育てています
新潟市西蒲区の地域では、
昔から鴨料理を食す伝統があった。
田んぼや畑が広がる中で沼や池が点在するこの地域は
鴨たちにとっては楽園のような存在だったのだろう。
そうした土地柄から鴨を育てる養カモ場が多かったものの、
現在は1軒が残るのみ。
47年間続けてきた私たち生産者の願いは一つ。
新潟の真鴨の本来のおいしさを、
この先もずっと知ってほしい——
新潟において、パイオニア的存在の真鴨養殖。
先人の「技を継ぐ」という責任と誇りを、
100年先までつないで行く。
思いを 技術を 継承する。
新潟市西蒲区出身
福島 定一さん
鴨の養殖が盛んだった新潟県新潟市西蒲区で現在唯一残っているのが、県内外で真鴨の品質を高く評価いただいている当養カモ場です。
「真鴨の養カモ場」としてこの道47年ですが、このたび、高齢化を機に「真鴨養殖の技術の継承を」と、次の世代にバトンを渡す運びとなりました。
養殖は、桜が咲き誇る季節に孵化機に次々と入卵し、約1カ月かけて人工孵化させる。5月の中旬ころ、かわいいヒナの誕生を迎えると、その2日後にはもう池に入って、いっぱしの野鳥らしく本能で水浴びするんです。
こんなに小さいヒナでも、鴨の顔つきを見ればオスかメスかがほぼわかります。ヒナは、後2カ月もすると親鳥の大きさになり、ここから秋になるまでエサやりを繰り返す。真鴨たちが食べるエサは自分で作った米と葉物野菜。
養カモ場を始めた当初はうまく行かず、試行錯誤の繰り返しでした。今回でダメだったら、もうやめようと何度も夫婦で話していたら、ある日突然うまく行って……どんどん注文がきて……ここまで来るのに長かった。夢がかなった瞬間でした。
ストレスフリーにならないよう育てる真鴨の数を決め、決して量産はしません。ヒナ誕生からの生産工程を経て食用作業に至るまで安全・安心を優先するのは、もちろんおいしく食べてもらいたいという思いからです。ありがたいことに、全国的に有名な料理店からも極上の味わいと評価いただいていますが、これもひたすら真面目に取り組んできたことを認めていただいたおかげです。
47年間培ってきた真鴨への思いと当養カモ場の技術は、今後は「越後真鴨 翠」につないで行き、真鴨肉のおいしさを、もっともっと多くの人に知ってもらうのが、 私の次の夢です。
思いを 技術を 継承する者たち。
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- 舗割烹料理店「笹孫」
- 4代目店主 笹川慶彦さん
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- 株式会社サンクスファーム黒鳥
- 取締役社長 大岩和正さん
かも鍋
かもの脂身で炒めた長ネギ、冬においしくなるセリ、
かも肉と相性抜群のゴボウをたっぷりと食べてほしい鍋物。
やわらかく煮えたかも肉の風味でさらにおいしさはグレードアップ。
- 材料
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かも肉スライス200g前後、長ネギ3本、セリ2束、
ゴボウ1本、しめじ(ナメコや舞茸も可)1株 - 調味料
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水6カップ、だし用昆布、酒大さじ3、
濃いめのしょうゆ大さじ7、
みりん大さじ3、塩小さじ1/2
- 1. だし用の昆布を1~2時間ほど前に鍋に入れた6カップの水につけておく。
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2. 長ネギは3~4㎝の長さに切り、かもの脂身を使い、
弱火でじっくりと焼き目がつくくらい炒める。
ゴボウはささがきに切る。 - 3. 昆布を取り出した鍋に調味料をすべて入れ、火にかける。
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4. 煮立ってきたらゴボウ、しめじ、セリを半分ほど入れてから、
食べる分ずつかも肉を入れながら鍋を楽しむ。
肉は赤みが消えたら食べどき。 -
5. 残っただしで、日本そば、うどん、もち、ご飯など、
締めもぜひ味わって。
かも焼き
おいしさに定評あるかも焼きも、
真鴨の焼きは弾力ある食感ながら、
意外にさらりとした上品な味わい。
これならいくらでも食べられる。
- 材料
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かも肉スライス400g前後、太めの長ネギ3本、
大根1/2本 - 調味料
- しょうゆ、塩、七味、唐辛子
- 1. 長ネギ3本は3~4㎝の長さに切って皿に盛り付ける。
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2. たれ用に、大根はおろして水分を軽く切って
小鉢にこんもりと盛り付けておく。 - 3. 焼き用の鍋にかもの脂身を引き、中央を開けて周りにネギを敷く。
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4. 開けた中央に肉を焼いていく。が、あっという間に焼けていくので
焼き加減を見逃さないように。肉から目を放さないのがコツ。 -
5. ダイレクトに味が伝わる塩。味わいがマイルドになる
しょうゆをかけたおろしだれ。好みでおいしく召し上がれ。
かもご飯
かも肉をしょうゆで煮るだけの超簡単調理。
しっかりした味付きのご飯だから、
おかずは全く要らないが、おかわりは必須。
- 材料(4人分)
- かも肉スライス6枚ほど、米2合
- 調味料
- しょうゆ50㏄
- 1. かも肉のスライスはサイコロ状に切っておく。
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2. お米を通常どおりに炊いている間に、しょうゆ50㏄を小鍋で煮立たせ、
切ったかも肉を1分ほどさっと煮る。。 - 3. 炊き上がったご飯を蒸らしたらボウルに開け、かも肉を入れ、
しょうゆの煮汁をスプーンで少しずつ入れながら混ぜ合わせる。 -
4. ご飯にまんべんなく煮汁が行きわたり、
きれいなしょうゆ色になったら出来上がり。
商品ラインナップ
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- スライスパック
- この商品は、脂がのっているプルプルの食感と、やさしい風味が自慢。旨味が凝縮されているので、口に入れた瞬間、絶品の味わいを実感できます。健康にも配慮し、安心してお召し上がりいただける高品質の素材を使用しています。
規格:約600g+つみれ約150gのセット
※生(冷蔵)、冷凍お選びいただけます
※送料・クール代金別途かかります価格:8,640円(税込)
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- ブロック
- お家で手軽に高級感を味わえる上、この真鴨は家庭でも簡単にプロ顔負けの料理に仕上がります。柔らかく、香ばしさが際立つその味わいは、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。
規格:約600g
※生(冷蔵)、冷凍お選びいただけます
※送料・クール代金別途かかります価格:8,640円(税込)
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- マルもの【中抜き】
- 「越後真鴨マルもの(中抜き)」は、贅沢な脂がのった鴨肉を手軽に楽しめる一品です。厳選された素材を使用し、安心安全を第一に考えて育てられた真鴨は、食卓での主役になること間違いなし。ジューシーな肉質と深い旨味が口の中で広がります。
規格:1羽
※生(冷蔵)、冷凍お選びいただけます
※送料・クール代金別途かかります価格:8,640円(税込)
